世界の狭間
好きなものもの・・・
私の中でそれらを並べたときに、
“共通してること”っていうのはなんだろな。
と、ぼんやり考えをめぐらしたことがある。
全てにはあてはまらないけれど、
こういうタイトルをつけて
カテゴリー分けできることに気がついた。
『世界と世界の狭間』が好きだ。
昼と夜の狭間の夕方。
装丁本の表紙の裏の色、現実と物語の狭間。(あの色には、物語の全てが表れていると思う。)
井の頭線の昔の電車。今も少し走っているけれど、
そこの先頭と後尾の運転するスペースと一つ目のドアの間にある席、
三人しか座れないけれど、(またそれが取ってつけたようで愛らしい。)
進行方向に対して横向きに座りながら
向かっていく景色と去っていく景色が見れるのなんて、この電車しか
知らない。運転スペースとドアの狭間であり、外界と車内の狭間。
家の二階と三階どちらともラジオをつけておいて、
階段を上がっていくときの、音が混ざり合うのも好きだ。
でも、なにより好きなのは
映画館や劇場の映画や芝居が始まる前の暗闇だ。
さぁ、始まる!という時
スゥっと照明が落ちる。
辺りは、期待に満ちて
息を潜める人々の気配。
私はいつも、その中で一緒に目を閉じる。
心を落ち着かせて、これから始まる物語に
集中できるように。
そして、瞳を開ける。
けれども、その闇は目を閉じた暗闇と変わらない。
その瞬間が好きだ。
自分が非現実に飛び込むための通過儀礼なのかもしれない。
だから、いきなり明るく始まってしまう舞台は一瞬がっかりしてしまう笑
もし、皆さんが好きなものものに共通するものがあったら
どんなタイトルをつけますか??






